放送日
08/01/04
 

金剛地
そんなわけで
その違いを知れば知る程、
逆にどっちがどっちなのか
どうでも良くなるBSとCS関係。
この際、決着をつけましょう。
似て非なるもの、
山田さん、寺田さん、
準備の程は
宜しいでしょうか?
では、まずは寺田さん、
御願いします。

寺田
了解しました。
まずはCS。
何を略した言葉なのかと思って
調べてみると、それは
コミュニケーションズ・サテライト。
つまり通信衛星です。
どんなCが飛び出すかと思いきや、
意外と簡単なCで、
ホントに助かりました!

山田
続いて、こちらのBS。
すでにBとSという重厚な形の
二文字が大人の魅力満載です。
こちらは何の略かと言うと
(発音良く)
Broadcasting Satellite.
ようするに放送衛星。
CSさんと違って、
私たちは最初から
放送を目的とした
衛星セレブなんです。

寺田
山田さん、
聞き捨てならない言い草です。
さて1989年、CSは
遥か宇宙に向けて
衛星打ち上げに成功しました。
このCS元年とも言うべき年は、
実はラッキーなことに
平成元年でもあるんです。
つまり元年元年でんねん!

山田
寺田さんの、
「でんねんでんねん」に幸あれ!  
それより私どものBSは
凄過ぎて、ごめんなさい!
衛星界の老舗だったりするんです。
実はこの年のずいぶん前の
1978年にすでに実験衛星を
飛ばしています。
国家事業の香りと、
札束のニオイがプンプンします。
オッホホッ!
ついでに出しちゃいますと、
(別フリップ出す)
チャンネル数は12チャンネルも
あるんです、
オォウ! BS! 
マイ・ワンダフゥー・サテライツ!

寺田
わっ! 何だかびっくり山田さん!
だって、圧倒的にチャンネル数は、
CSの方が多いんだもん!
(フリップ出す)。

山田
(思いっきりうなだれる山田さん)
…私、モト冬樹さんが、
大人の自由時間で
うれしそうにやってたみたいに
バーチャル空間のトリックに
大のっかりさせてもらいます!
(布をかぶる山田)

金剛地
BSとCSが真摯に切磋琢磨する
その姿勢がひとつの文化を
創るのですね。
いずれにしても、
久々にドキドキでした。



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